医療的ケアってなに? 主な7つをご紹介!

いつも私たちの記事を読んで頂き
ありがとうございます。

今回は

  1. 医療的ケアにはどんなものがあるのか
  2. それぞれのメリット・注意点

をご紹介していきます。

これを読んでいらっしゃる方の中に
はこんな事を思ったことはありませんか?

「主治医の先生に○○をすすめられたけど…この子に本当に必要なのかしら?よくわからないし不安だわ。」

「もともと医療関係の仕事じゃないけど、私に医療的ケアができるのかしら?」

「同じ病院に通っているお友達は○○をやってるけど、どんな事をしているんだろう?」

「調べても専門用語が多くてわかりづらい」

以上のように感じている方は
少なくないと思います。

この記事ではそのような疑問や不安を
解決するため、医療的ケアには主に
どのような方法があるのかを紹介していきます。

また、それぞれのメリット・注意点も
お伝えしています。

そして、医療的ケアについて大まかに
知って頂ける内容になっています。

吸引

メリット

・気道に溜まった痰などが取り除ける

注意点

・出血

・呼吸困難

・嘔吐

吸引を行う目的は気道(鼻・口~肺までの空気の通り道)に
溜まった痰などを取り除くことです。

それによって空気の通り道が確保され
息苦しさを和らげることができます。

注意点への対応としては

・出血………無理にチューブを押し込まない

・呼吸困難…チューブを入れる長さを決める
(気管にはいらないようにする)

・嘔吐………食事してから時間を空ける

以上の点に気を付けることで
安全に吸引することができます。

しかし、1人ひとりで吸引した際の
身体の反応が異なるので
専門職からのアドバイスも
重要になります。

酸素療法

メリット

・酸素を取り込むのが苦手でも息苦しくなくなる

注意点

・高炭酸ガス血症

・外れる

・火事

酸素療法では酸素がたくさん入った空気を
吸うことで息苦しさを和らげます。

この方法を取ることで
心臓の負担が軽くなったり、
睡眠の質が向上します。

また、頭痛やイライラなども
改善し穏やかになる効果もあります。

注意点への対応としては

・高炭酸ガス血症…普段の炭酸ガス分圧を知る

・外れる……………接続をしっかり確認する

・火事………………火を近づけない

「高炭酸ガス血症」これはあまり聞きなじみが
ない言葉かもしれませんね。

これは文字通り血液のなかの
炭酸ガスが多くなった状態です。

起きる原因は肺で二酸化炭素を
うまく出すことが出来ないことです。

この症状は徐々に二酸化炭素が
多い状態に慣れてしまい、
一般的な血中の二酸化炭素濃度が
参考にならないことがあります。

したがって、普段の
二酸化炭素の状態を
知っておく必要があります。

次に酸素を取り扱うときは
火事にも注意します。

酸素は火の勢いを強くしてしまうので、
タバコや線香が近くに
無いようにしましょう。

経鼻エアウェイ

(参考:Pseudo技術研究所, http://pseudo-trdi.jugem.jp/?eid=357 

メリット

・気管の手前までで空気が通れない時に使える

・気管切開をしない

注意点

・チューブが鼻に入り込む

・嘔吐、不眠、泣く

「経鼻エアウェイ」

こちらをはじめて耳にする
という方もいるのではないでしょうか。

これは鼻の奥~気管の手前で
空気の通り道が狭くなっているときに
使われるチューブです。

これを使用する事で
家で療育しながら
快適に暮らすことができます。

しかし、そんな経鼻エアウェイにも
注意点と対応方法があります。

・チューブが鼻に入り込む…テープで止める

・嘔吐、不眠、泣く…………先端を削る

特に配慮するのはチューブが
鼻に入り込んでしまうことです。

それを防止するために
経鼻エアウェイには
固定翼というものが付いています。

それが鼻に入るのを防いで
くれるのですが、さらに
テープで固定する事で
事故を防ぐことができます。

また、挿入した時に
嘔吐、不眠、泣くことが
あります。

原因はチューブの先端が
刺激していることです。

なので、先端を削る。
もしくは入れる長さを
調節することで改善できます。

気管切開

メリット

・気管までの重度な狭窄でも呼吸ができる

・気管にある痰などを吸い取れる

・肺に直接空気を送れる

・誤嚥しない

注意点

・切開した所から感染する

・痰が詰まる

・思わぬことで抜けてしまう

気管切開は気管の狭窄や
呼吸不全が長く続くとき。

様々な方法を試しても改善が
みられないとき、検討されます。

この方法を取ることで
抱っこや身体を動かしやすくなったり、
声をだせることもあります。

また、痰が出しやすくなることで

体調が安定することもあります。

気管に人工的な孔をあけても
何もしないと1週間ほどで
自然に閉じてしまいます。

それを妨げるために
「カニューレ」という管を
使用します。

それは大まかに分けると
12種類ほどあります。

また、製品によって
長さや形がまちまちなので、
身体に合ったものを選べます。

注意点への対応としては

・切開した所から感染…………定期的に拭いたりガーゼを交換する

・痰が詰まる……………………乾燥しないようにする

・思わぬことで抜ける…………前開きの服などにする

乾燥している冬や、
水分が足りていない時は
痰が硬くなりやすいです。

硬くなると吸引しづらかったり、
カニューレが詰まっています。

なので、部屋を加湿したり、
水分をしっかりとることで
予防する必要があります。

人工呼吸(NPPV)

メリット

・自力で呼吸ができなくても息ができる

・気管切開をしない

注意点

・痰を出せない

・嫌がる子どもにはつけられない

・ヒモやマスクが当たる所に傷ができる

「NPPV」とは鼻や口を覆うように
マスクを着け、空気を送り込む機械です。

この機械を使うことで
気管切開をすることなく
呼吸を補助してくれます。

その結果、肺炎・心不全の予防や

睡眠の質向上などが期待できます。

注意点への対応としては
・痰を出せない………………………………痰を出してから着ける

・嫌がる子どもにはつけられない…………その他の方法を検討

・ヒモやマスクが当たる所に傷ができる…ガーゼを当てる

また、重度心身障がい児の方は
胸の変形や緊張してのどが閉まる
などの理由で十分な効果が
得られないこともあります。

経管栄養(経鼻・口胃チューブ)

メリット

・誤嚥を予防できる

注意点

・嘔吐してしまう

・管が気管に入ってしまう

・管がUターンしてしまう

・出血する

ここでは主に嚥下障害が
重度ではないとき使用される
経鼻胃チューブ・経口胃チューブ
について紹介していきます。

この方法は食べ物を誤嚥する
心配があるときに検討されます。

鼻や口から胃まで管を
通して栄養や水分をとります。

そうすることで安全に

栄養を摂ることができます。

嚥下障害の程度によっては
朝だけ経管栄養、好きなものを
少し食べるなど、

食事の楽しみや介助する人との
関りを残す方法もあります。

注意点への対応としては

・嘔吐してしまう…………食道の入り口まで来たら飲み込んでもらう

・管が気管に入る…………首を反らさないようにする

・管がUターンする………ガイドワイヤーを使用する

・出血する…………………無理に挿入しない

以上の点に配慮する事で
リスクを減らしながら
栄養を摂りつつ、
食事を楽しめます。

胃瘻

メリット

・誤嚥を予防できる

注意点

・接続部分がズレる

・漏れる

胃瘻はお腹に穴を開け、
そこに管を通して
栄養や水分をとる方法です。

鼻からの栄養チューブが
入りづらい方や嚥下障害が
重度な方で検討されます。

注意点への対応としては

・接続部分がズレる…………胃としっかり固定する

・漏れる……………………固定位置の変更

また、重度心身障がい児の方は
成長や緊張、変形で

ズレや漏れが起きやすいので
注意が必要になります。

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