子どもからの反応がわからない!重症心身障がい児のアクションとは?

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重症心身障がい児からの反応は分かりにくいことが多い

重症心身障がい児は、自分で動くことが難しいです。

そのため、重症心身障がい児を育てるご家族にとっては

子どもからの反応がわからない・・・という方も多いのではないでしょうか?

ただ、子どもたちはまったく動くことができないわけではありません。

大切なことはそれぞれの子どもの反応をしっかり理解することです。

でも、「反応といっても何が子どもの反応なのか」

「反応はわかったけど、どうやって関わっていけばいいのか」

といった悩みはあると思います。

今回は、重症心身障がい児の子どもたちのアクション(反応)について

紹介していきたいと思います。

どんな動きが子どもの反応なのかわからない・・・重症心身障がい児だって動きたいと思っている

子どもは本来よく動き

よくおしゃべりをして活発に毎日を過ごします。

それは、重症心身障がい児の子どもであっても同じだと思います。

からだの動きは少ないかもしれませんが

やりたいことは必ずあります。

おしゃべりをすることが難しいかもしれませんが

家族とコミュニケーションをとりたいと思っています。

最初は子どもとどのように関わっていけばいいのかわからないかもしれませんが

毎日関わっている中で子どもの反応がわかるようになってくるはずです。

子どもからの反応が少ないと

どうしても話しかけたりすることがおろそかになってしまいがちです。

人と人のコミュニケーションの基本は話をすることです。

子どもがおしゃべりをすることができないからといって

話しかけないのはちょっと違うのではないかと思います。

また、重症心身障害がい児は

話しかけてすぐに反応してくれるわけではないです。

子どもの反応を待つこと

これも大事なコミュニケーションだと思います。

子どもにはわからないからとか

反応が少ないからといったように決めつけないようにしなければなりませんね!

リハビリは重症心身障がい児のやりたい!という反応を引き出すために必要

まだ生まれたばかりのころは

リハビリって何をされるかわからないので泣いてしまうことが多いです。

でも、『泣く』ということも反応の一つだと思います。

「なにかされるから嫌!」「この人はからだを動かす人だ!」

ということをわかっていなければ泣くことはありませんよね。

よく話しかけることも

こちらがどういった目的があるのかを伝えるために大切なことだと思います。

こういった

子どもの反応を引き出すことがリハビリの役割です。

子どもの反応がわからない背景には

毎日の生活でご家族に余裕がなくなってしまっていることも影響しています。

小さな反応の変化を

一緒に考えていけるようにしていきたいですね!

重症心身障がい児の反応を引き出すために必要な3つの考え方

・毎日の子どもとのふれあいを大事にする(話しかけたり、触れ合ったりすること など)

・子どもからの反応を待つことも大事なコミュニケーション

・小さな反応の変化をみんなで共有する(できれば療育に関わるひとたちすべて)

重症心身障がい児の子どもたちは

自分でからだを動かすことが難しいです。

そのため、ご家族からすると

子どもたちの反応がわかりにくいかもしれません。

毎日子どもたちとふれあい

小さな反応を見逃さないようにすること。

そして、子どもたちの反応を待つこと。

そうすることで

子どもと家族のきずなもより深まるのではないかと思います。

重症心身障がい児の子どもたちとそのご家族が

少しでも楽しく毎日を過ごすことができるようになれば幸いです。

☆「放課後等デイサービスMIRAI」では、座る・立つといった機能訓練はもちろん睡眠の質を高めるためのアプローチを行っています。

また、筋膜に直接アプローチすることで血液やリンパの循環を良くし、身体のバランスを整えるメディセル療法や、さまざまなボールを使用し判断力・空間把握能力を養うバルシューレにも取り組んでいます。

「預ける場所」ではなくよくする場所へ。

子どもたちの未来のために、放課後等デイサービスMIRAIは取り組んでいます。

放課後等デイサービスMIRAI ホームページ

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