重症心身障がい児もいつかは大人に!?生活で気をつけたい5つのこと

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重症心身障がい児が大人になるとどうなっていく?

毎日子育てに奮闘しているご家族にとっては

子どもが大人になることが、まだ想像できないかもしれません。

でも、どんな子どもであってもいずれは大人になっていきます。

健常者の子どもは

大人になるにつれて親の手が離れていきます。

しかし、重症心身障がい児の子どもたちはどうでしょうか?

親の手を離れる子どものほうが少ないかもしれません。

そのため、家族としては

子どもが大きくなるにつれてさまざまな不安がある方がほとんどではないでしょうか?

今回は重症心身障がい児の子どもたちが

大人になったらどうなるの?という疑問について考えていきたいと思います。

大人になるにつれて重症心身障がい児は介助量が多くなる

重症心身障がい児の子どもたちも

大人になるにつれてからだが大きくなってきます。

からだが大きくなると

身長だけじゃなく、もちろん体重も増えますよね。

身長が伸びると介助するからだの部分が変わり抱っこしにくくなります。

体重が増えると支えること自体が大変になります。

12歳ごろの

小学校高学年から中学生の時期に急激に身長と体重は増加します。

この時期は介助の仕方を見直さなければなりません。

子どもが小さいときは

毎回抱きかかえることもそれほど大変ではありません。

でも、大きくなってくると

介助量が多くなるのでご家族のからだに負担がかかってしまいます。

今までの介助法では難しくなってくるため

早めに日常生活の中での介助方法を見直すことが大切です。

大人になると成長しないのに介助量が多くなる原因って?

大人になると身長が伸びたり

体重が急激に増えたりといった身体的な成長はなくなります。

でも、そのかわりに

今度は体力や持久力が低下します。

そのため、大人になると活動量を子どもの時のように維持することが難しくなります。

活動量が減ると結局体重が増加してしまい

介助量も多くなってしまうことに・・・

さらに、介助する側(両親を始めとしたご家族)も

歳をとります。

歳をとれば

当然ですが介助することが難しくなりますよね。

大人になってからも介助量を少なくするために

からだの機能を維持していくことはとても大事なことです。

もしかしたら

子どものときよりリハビリや運動は必要かもしれません。

子どもが大人になってからの生活を想像しながら

介助量についても考えていきたいですね!

重症心身障がい児だって大人になっても大事にしたいことがある

大人になると

からだの機能を維持していくことはもちろん大事なことです。

でも、はたしてそれだけが大事なことなのか疑問です。

大人になってもだれだってやりたいことはあると思います。

からだの機能を維持していくためのリハビリは

やりたいことと全く別ではないのではないでしょうか?

子どものときより

大人になってからのほうが人生は長いです。

大人になってから新しい人生の始まりとも言えますよね。

可能性は低いかもしれませんが大人になっても

できるだけやりたいことができるようにしていくことが大事

ではないでしょうか?

~まとめ~

重症心身障がい児が大人になるときに気をつけたい5つのこと

1.重症心身障がい児は大人になると

活動量が低下しやすく体重が増加しやすい

2.大人になるにつれて家族も高齢になり介助量が多くなりやすい

3.からだの機能を維持することは

本人と家族の生活を維持することにつながる

4.介助できなくなったときの支援や施設を検討しておく

5.大人になってもやりたいことをできるようにしていくことが大事

重症心身障がい児の子どもたちもいずれは大人になり

学校からでて家庭にいながら社会で生活していかなくてはなりません。

でも、いつまでも家庭で介護することは

ご家族も年齢を重ねるので難しくなってきます。

日々続いていく家族の生活をどうやって維持していくのか?

という課題が重症心身障がい児の将来にとって考えなくてはならないことです。

「大人になっても毎日の生活を楽しく過ごすことができる」

まだまだ課題が多いですが、こういった当たり前の生活がつづくことが

重症心身障がい児とご家族にとって必要なことではないでしょうか?

☆「放課後等デイサービスMIRAI」では、座る・立つといった機能訓練はもちろん睡眠の質を高めるためのアプローチを行っています。

また、筋膜に直接アプローチすることで血液やリンパの循環を良くし、身体のバランスを整えるメディセル療法や、さまざまなボールを使用し判断力・空間把握能力を養うバルシューレにも取り組んでいます。

「預ける場所」ではなくよくする場所へ。

子どもたちの未来のために、放課後等デイサービスMIRAIは取り組んでいます。

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